積立NISAは怖くない|家族に「危なくない?」と言われた僕が実際に伝えたこと

積立NISAは怖くない|家族に反対された体験談と5つの不安解消を解説する30代男性のイラスト 家計の見直し

ハジメ
ハジメ

NISAを始めようと思って親に話したら「危なくない?」って言われて……正直、自信なくなってきました。

noblog
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あー、それ僕も言われたよ。「失敗しないように」って。

ハジメ
ハジメ

やっぱりそういうものなんですね。でも実際、元本割れとかしたら怖くて……

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その不安はわかる。ただ、今は「怖いのはむしろ貯金だけにしておくことかもな」って思ってる。

ハジメ
ハジメ

え、貯金の方が安全じゃないんですか?

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そこが誤解されやすいポイントなんだよね。「貯金は減らない」は本当だけど、「貯金だけでいれば安心」かというと、それは別の話だったりする。

ハジメ
ハジメ

うーん、なんか考えること多すぎて……正直、最初の一歩がどこなのかもわからなくて。

noblog
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順番に一個ずつ整理するから大丈夫。「難しそう」って感じるのは、全部を同時に理解しようとしてるからだったりする。今日は①元本割れの本当のリスク、②貯金だけでいることのリスク、③家族を無理に説得しない方がいい理由、この3点を整理していくね。


親にNISAで投資していると話したら、「失敗しないように……」と言われた。責める言葉じゃない。でも正直、言葉に詰まった。うまく説明できなかったんですよね。

「危ないものじゃないよ」って言いたいんだけど、どう伝えればいいか。そのとき、ちょっと悔しかった記憶がある。

📌 この記事でわかること✅ 積立NISAで元本割れする確率(金融庁データ)
✅ 貯金だけにしていることの「見えないリスク」と試算
✅ 「NISA怖い」という家族を無理に説得しない方がいい理由
✅ よくある5つの不安への具体的な回答

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親に「失敗しないように…」と言われた話

積立NISAをしていると親に話したとき、返ってきたのが「失敗しないように…」という言葉でした。

悪意はまったくない。心配してくれているのはわかる。でも、その言葉の裏には「投資は危ないもの」というイメージが透けて見えた気がしました。

バブルを経験した世代の投資観

親世代(60〜70代)がそう感じるのは、ある意味当然だと思っています。

1990年代のバブル崩壊(株価や土地の価格が急落した時期)や、2008年のリーマンショック(世界的な金融危機)を肌で経験してきた世代です。身近な人が投資で大損した話を直接聞いてきた時代を生きている。

「投資=怖いもの」というイメージが染み付いているのは、過去の体験に裏付けられた感覚なんですよね。否定できないし、否定すべきでもないと思っています。

詳しく説明しようとしなかった理由

だから僕は、詳しい説明をしませんでした。

投資に関心がない人、または「危険なものだ」と思い込んでいる人に、いくらデータや数字を見せても逆効果なんです。イメージや感情で判断している人は、むしろ説明されればされるほど「やっぱり怪しい」と感じてしまう。経験上、そう思います。

だから「そうだね、気をつけるね」と答えて、話題を変えた。それだけです。この話は後でもう少し詳しく書きます。


「積立NISAが怖い」という感覚、わかる気がする

とはいえ、家族の反対以前に「自分自身も怖くて始められない」という人もいると思います。

その感覚、わかります。僕も最初はそうでした。

よくある不安を整理すると、だいたい以下の5パターンに集約されます。

⚠️ 積立NISAへのよくある5つの不安① 元本割れが怖い(損するかもしれない)
② 貯金の方が安全では?(銀行に預けた方が確実)
③ 政府が勧めるのが怪しい(国が推進するものには裏がある)
④ 暴落したら終わり(リーマンショックみたいなことが起きたら)
⑤ ネガティブな記事が多くて不安(「NISAやめとけ」系の記事が怖い)

それぞれ順番に答えていきます。


不安①「元本割れが怖い」

「元本割れ」とは、投資した金額を下回った状態のことです。たとえば100万円投資して90万円になること。

この不安は正直なもので、可能性がゼロとは言えません。ただ、投資期間によってそのリスクは大きく変わります。

長期積立だと元本割れ確率はどう変わるか

金融庁が公表しているシミュレーション(国内外の株式・債券に分散積立した場合のデータ)によると:([出典:金融庁 NISA特設ウェブサイト「資産形成の基本」](https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/invest/))

📊 投資期間と元本割れリスク(金融庁データより)・投資期間5年:元本割れするケースがある(数%程度)
・投資期間20年:元本割れしたケースはゼロ

100万円を積立投資した場合の範囲(概算)
5年後:約74万〜176万円
20年後:約186万〜331万円

短期で見れば価格は上下します。でも長期で積み立て続けると、過去のデータでは元本割れが発生しなかった——これが金融庁の示す事実です。

月5万円から始めた場合の20年後試算

実際に数字で見てみましょう。

ここでは、異なる月額で20年間積み立てた場合の試算を示します。

📋 試算の条件
・積立期間:20年
・想定利回り:年5%(オルカン・S&P500の過去実績をもとにした仮定)
将来の運用成果を保証するものではありません
月額 元本(20年) 運用後(概算) 増加分(概算)
月1万円 240万円 約411万円 +約171万円
月5万円 1,200万円 約2,055万円 +約855万円

複利(利益が利益を生む仕組み)の力で、元本を大きく上回る可能性があります。慣れるという目的なら月1万円でも十分意味があります。まずは自分が無理なく続けられる金額から始めることが大切です。


不安②「貯金の方が安全では?」

「銀行に預けておけば確実」という考え方は、ある意味正しいです。元本の「額面」は減りません。

でも一つ、見落としがちなことがあります。インフレ(物価の上昇)です。

100万円の貯金が10年後にどうなるか

インフレが続くと、お金の「額面」は変わらなくても「実際に買えるもの」が減っていきます。

日銀が物価安定目標として掲げている2%のインフレ率が毎年続いた場合の試算です。

📊 貯金100万円の「実質価値」の変化(インフレ率2%/年・試算)・現在:100万円
・10年後の実質価値:約82万円
・20年後の実質価値:約67万円

何もしなくても、20年で実質的な価値が3分の2になる可能性があります。

「全財産を円預金に置くこと」の本当のリスク

銀行預金は「元本が減らない」という意味では確かに安全です。

ただ「物価上昇に対して何もしない」ことで、実質的な資産は静かに減り続ける可能性がある。

「投資が怖い」という人が見落としがちなのが、「何もしないリスク」の存在です。全財産を円預金に置いておくことは、長期的に見ると別の種類のリスクを抱えていると言えます。


不安③〜⑤への回答

残り3つの不安にも答えておきます。

③「政府が勧めるのが怪しい」

NISAは金融庁が管轄する国の制度です。投資で得た利益(値上がり益・配当金)にかかる税金——通常は利益の20.315%——が非課税になる仕組みです。

「国が勧めるから怪しい」という感覚はわかりますが、NISAは特定の金融商品を購入させる制度ではありません。どの銘柄を買うかは自分で選びます。税金を免除してくれる「入れ物」と理解すると、シンプルです。

制度の詳細は金融庁の公式サイト(fsa.go.jp)で確認できます。

④「暴落したら終わり」

暴落(株価が急激に大きく下落すること)は確かに起きます。ただ、積立投資(毎月一定額を買い続ける方法)には、暴落時に「安く多く買える」という特性があります。

価格が下がった局面ほど、同じ金額でより多くの口数が買えるため、その後の回復局面で利益が出やすくなる。これをドルコスト平均法(一定額を定期的に買い続けることでコストを平均化する手法)と言います。

積立投資は、暴落を乗り越えることを前提に設計されている手法です。一括投資と混同しないことが大切です。

⑤「ネガティブな記事が多くて不安」

「NISAやめとけ」「積立NISAは危ない」というタイトルの記事が多いのは事実です。ただ、内容を読むと「始め方を間違えると危ない」「短期で売買すると損しやすい」という話だったりします。

情報源を選ぶ基準として、金融庁・日銀・証券会社の公式発表を優先することをおすすめします。センセーショナルなタイトルの記事よりも、一次情報(公式発表)に当たる習慣をつけると、不安がかなり減ります。


投資に興味がない人には、あえて説明しない

これは完全に個人的な考えなんですが、投資に関心がない人や「危険なものだ」と思い込んでいる人への詳しい説明は、しないようにしました。

イメージや感情で考える人に数字は逆効果

「元本割れ確率がほぼゼロ」「金融庁のデータによれば」と伝えても、イメージで判断している人には響かないんですよね。

むしろ「そんなに説明するってことは、やっぱり怪しいんじゃ」と思われることすらある。説得しようとすること自体が、逆効果になることがある。

自分の運用実績だけ静かに見せた

だから親に対しては、「自分はこれだけ増えているよ」と実績を見せただけです。

月5万円からスタートして途中から月10万円に増額し、5年間積み立てた結果が数字に出ている。それを見せて「あとは判断はお任せします」という姿勢にしました。

無理に説得しようとせず、自分の行動で静かに示す。それが結果的に一番の説得になると思っています。

ちなみに、親がNISAをやり始めるかどうかはわかりません。でも、それでいいと思っています。投資は自分が納得してから始めるものだし、他人のペースに合わせる必要はない。自分がやるべきと判断して、自分のお金でやっている——それだけで十分です。


僕はこう考えています

正直なところ、「投資が怖い」という感覚を持つこと自体はおかしくないと思っています。

損するかもしれない、という不安は本物だし、身近な人が損をしているのを見てきた人なら、なおさらですよね。

ただ、一つだけ伝えたいのは——「何もしないこともリスクだ」ということ。

インフレが続けば、貯金の実質的な価値は静かに下がっていく。老後の生活費が心配なら、今から少しずつ資産を育てていく方が、長い目で見ると安心できる可能性が高い。

僕が積立投資を続けているのは「絶対に儲かるから」じゃないんですよね。「何もしないよりは、長期的に見て合理的な選択だ」と判断しているから続けているだけです。

万人に当てはまるわけではないですが、住宅ローンを抱えた共働きの30〜40代にとっては、まず少額でもNISAを始めて「投資に慣れること」が現実的な第一歩だと考えています。慣れるという意味では、月1万円からでも十分意味があります。


まとめ|怖いなら少額から始めるのが一番の答え

この記事でお伝えしたことを整理します。

✅ まとめ・積立NISAの元本割れリスクは、20年積み立て続けた場合、過去データではゼロ金融庁データ
・貯金もリスクゼロではない。インフレ率2%が続くと、100万円の実質価値は20年で約67万円に
・長期積立の強みは暴落時に安く多く買えること(ドルコスト平均法)
・NISAは国の制度。利益に対する税金(通常20.315%)が非課税になる入れ物
・反対する家族を無理に説得しようとしない。自分の行動と実績で静かに示す方が伝わる

「怖い」という感覚は正直だと思います。でも、その怖さを持ちながらも少額から始めてみることが、長期的には一番の答えだったりします。

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※この記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入や投資行動を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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